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【12月25日 KOREA WAVE】韓国で年末にかけてパン類や加工食品などの価格上昇が続いており、消費者の生活費負担が一層増している。国際的な穀物価格の高騰やウォン安ドル高、石油価格の上昇などが複合的に影響し、生活必需品全般の物価が上昇している。

韓国農林畜産食品省によると、2025年11月の国際穀物価格は前月比1.8%上昇した。国連食糧農業機関(FAO)が発表した11月の穀物価格指数は105.5ポイントで、前月の103.6ポイントから上昇。一方で世界食品価格指数は同期間1.2%の下落を記録した。

小麦価格はアルゼンチンやオーストラリアの豊作にもかかわらず、黒海地域の緊張やロシアの作付け減少懸念から値上がり。トウモロコシもブラジル産への需要と南米の異常気象により供給不安が広がっている。

ドル高により輸入コストも増大しており、加工食品の価格上昇を後押ししている。国家統計ポータルの調査によると、11月の加工食品の消費者物価指数は前年比4.2%上昇し、全体の消費者物価指数(2.1%)の2倍に達した。

具体的には、パン6.5%、ラーメン6.4%、ケーキ5.9%、ビスケット7.1%などが上昇。直近5年間でパンの価格は38.7%も上昇している。

パンだけでなく、年末シーズンに需要の高まる加工食品や生活必需品も軒並み値上がりしており、家計への圧迫が強まっている。韓国銀行によると、11月の輸入物価指数は138.17で、前月比1.9%上昇。4カ月連続で上昇を続けている。

米国産の冷凍牛カルビは100gあたり4435ウォンで、前年比3%、平年比では19.3%の上昇。米国の飼育頭数減少とドル高が背景にある。石油製品もウォン安の影響を受けて価格が上昇しており、ソウル市内の平均ガソリン価格は1リットルあたり1812ウォンを超えている。

生活必需品38品目(ソウル・京畿道の420店舗対象)のうち、約84%が値上がりした。価格上昇率が高かったのは、コーヒーミックス(18.7%)、卵(15.4%)、シリアル(10.0%)、ハム(9.6%)、ビール(8.2%)の順で、上位5品目の平均上昇率は12.4%に及ぶ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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