愛媛県立とべ動物園(砥部町)に、インドネシアからボルネオオランウータン「ジェニファー」(メス、14歳)が加わり、22日、関係者にお披露目された。同園は早ければ来年2月から一般公開する予定で、既に飼育している「ハヤト」(オス、15歳)との繁殖を目指す。
ジェニファーと対面する中村知事(愛媛県立とべ動物園で)
ジェニファーは11月に入国した後、検疫を経て今月11日、同園に到着した。
くつろいだ様子のジェニファー=愛媛県立とべ動物園提供
この日は、中村知事がジェニファーと対面。柿をおいしそうに食べる様子に「かわいい。女の子らしく、まろやかな雰囲気」と印象を語り、「種の保存はとても重要で、焦らず、子どもが生まれることを心待ちにしている」と期待した。
パートナーになるハヤト(4月)
担当する井上依里子飼育員は、ジェニファーが園の環境に慣れ始めてミカンや柿をよく食べているとし、「かわいらしさや賢さを見てほしい。野生のオランウータンが絶滅の危機にある状況を知ってもらうきっかけになれば」と話した。
ボルネオオランウータンは国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」で絶滅危惧種に分類。国内での飼育は26頭になった。繁殖のマッチングが難しく、県は2019年からインドネシア政府や現地の動物園に働きかけ、受け入れの準備を進めてきた。
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