阿波銀行は12月24日に藍住支店に勤務していた女性職員が、顧客から預かった現金約8万7000円を着服していたことを発表しました。

女性職員は12月19日付で、懲戒解雇となっています。

懲戒解雇処分となったのは、阿波銀行藍住支店に勤めていた女性職員です。

阿波銀行によりますと、元女性職員は、2025年7月から11月までの間、来店した17の顧客から預かった現金から合わせて約8万7000円を着服。

また、666の顧客の氏名や口座番号などの情報を、私用携帯で撮影するなどして持ち出したということです。

11月に両替に訪れた男性が、受け取り額と渡した額の差額に気づき、問い合わせたことから、着服が発覚しました。

着服金は銀行に全て弁済済みで、また、顧客情報もすでに回収したということで、今のところ第三者への漏えいは確認されていないということです。

阿波銀行は、12月2日に警察への通報を行ったうえで「事態を重く受け止め、内部管理態勢の充実強化により再発防止を図る」とコメントしています。

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