ロシア・ガスプロム、26年の中核利益は7%増の380億ドルと予測

10月9日、サンクトペテルブルクで開催された国際ガスフォーラムで撮影(2025年 ロイター/Anton Vaganov)

[モスクワ 23日 ロイター] – ロシア国営天然ガス大手のガスプロム(GAZP.MM), opens new tabは、2026年の中核利益について、前年比約7%増の3兆ルーブル(380億米ドル)に達すると発表した。同年に予定する1兆1000億ルーブル規模のエネルギー投資計画も承認した。

ガスプロムのファミール・サディゴフ副最高経営責任者(CEO)は26年予算について、天然ガス販売収入が8%増加すると説明。生産拠点を増やす方向で積極的に投資を行っていくと表明した。

政府によるエネルギー投資を巡っては、ロシア東部とヤマル半島のガス生産拠点の開発、家庭向けガス供給、中国に天然ガスを輸送するパイプライン「中ロ東線」(ロシア名は「シベリアの力1」)の増強に重点を置くとしている。

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