メキシコCPI、12月前半は+3.72%に鈍化 年初に再加速か

写真はメキシコシ市の広場にクリスマスイルミネーション。12月12日撮影(2025年 ロイター/ラケル・クニャ)

[メキシコ市 23日 ロイター] – メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が23日発表した12月前半の消費者物価指数(CPI)は前年同期比3.72%上昇に鈍化した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想の3.85%上昇を下回ったが、1月には再加速が見込まれている。11月後半は3.99%上昇していた。

トマト、卵、鶏肉などの日常的な食品が最も値下がりした。

変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコア指数は4.34%上昇と予想を下回ったが、中銀目標の3%プラスマイナス1%を上回った。アナリスト予想は4.43%だった。

前月比では0.17%上昇し、予想の0.3%上昇を下回ったが、コア指数は0.31%上昇した。

メキシコ中央銀行は18日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、2022年4月以来の低水準となる7.00%にすることを決めた。 もっと見る

中銀は第4・四半期と26年第1・四半期のインフレ見通しを上方修正。アナリストは見通し変更について、緩和サイクルを中断する可能性を示唆するものとみている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.