
鷹啄トラビス(中央)
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C大阪が水戸DF鷹啄(たかはし)トラビス(24)を獲得することが23日までに決定的となった。複数の関係者によると、交渉は大詰めを迎えているという。
1メートル87の長身センターバック(CB)で、空中戦の強さや粘り強い守備が特徴。今季はJ2リーグ30試合1得点でクラブのJ1初昇格に貢献し、J2優秀選手賞にも選ばれた。駒大卒業後の24年にキャリアをスタートさせたJFL枚方では介護の一般職とサッカーを両立。諦めない精神で、わずか2年間でトップカテゴリーまで登り詰めた。
今季10位のC大阪はアーサー・パパス監督の下でJ1リーグ2位のチャンスクリエート数を誇った一方、チーム総失点は下から3番目の「57」。上位進出には守備力安定が不可欠となっている。元日本代表GK中村航輔の獲得は決定的で、さらに這い上がってきたド根性CBを加えることで守備の厚みを増す。
◇鷹啄 トラビス(たかはし・とらびす)2001年(平13)9月17日生まれ、茨城県龍ケ崎市出身の24歳。市船橋―駒澤大学を経て24年に枚方(JFL)に入団。25年にJ2水戸に移籍。1メートル87、86キロ。右利き。
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