
写真はロンドンで2024年12月撮影。REUTERS/Jaimi Joy
[ロンドン 22日 ロイター] – 英国立統計局(ONS)が22日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、前期比0.1%増となり、速報値から修正はなかった。ロイターがまとめたエコノミスト予想とも一致した。
第2・四半期のGDPは、前回発表値の前期比0.3%増から0.2%増に下方修正された。
ONSによれば、貯蓄率は0.7ポイント低下して9.5%と、ここ1年余りで最低となった。家計の実質可処分所得が、所得の伸びを上回る増税とインフレによって打撃を受けた。
一方、家計消費は横ばいだった第2・四半期から0.3%の伸びを示した。前四半期比では過去1年間で最も高い伸び。
イングランド銀行(英中央銀行)は先週、第4・四半期の経済成長率をゼロと予想。ただ四半期あたりの基調成長率は0.2%程度とみている。
キャピタル・エコノミクスの英国担当エコノミスト、アレックス・カー氏は「第3・四半期成長率の内訳を見ると、政府支出への依存度が速報値よりも少し低くなっている」と指摘。しかし、全体的なデータでは2025年の好調なスタート後の景気減速が確認されたとし、来年の成長率は1.0%にとどまると予想。今年見込みの1.4%から鈍化するという。
第3・四半期のGDPは前年同期比では1.3%増。速報値から修正はなかった。1人当たりのGDPは前年同期比で0.9%増加した。
一方、第3・四半期の経常赤字は121億ポンド。ロイターがまとめた市場予想は211億ポンドだった。GDP比では1.6%で、第2・四半期の2.8%から縮小した。
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