[東京 22日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、買い先行でスタートする見通し。前週末の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇したことが好感され、ハイテク株を中心に買いが入るとみられている。日経平均は節目の5万円台を回復しそうだ。一方、為替相場では19日の植田和男日銀総裁の会見が市場の一部が想定していたよりタカ派ではなかったとの受け止めから円安が進行。足元のドルは157円台半ばで推移しており、株価を支援しそうだ。

日経平均の予想レンジは4万9800円─5万0500円。

きょうの東京株式市場で日経平均は、節目の5万円台を回復するとみられている。為替の円安進行を受けて自動車など輸出関連株に買いが入ると予想されている。一方、前週末の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合が1%超高となったことから、半導体関連なども物色されそうだ。

市場では「日銀の植田和男総裁の会見では、利上げを継続する姿勢は示されたが次の利上げの明確なタイミングについては言及がなく、円売りが進んだ。きょうは円安を支えに幅広く買いが入りそうだ」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏)との声が聞かれた。

一方、取引時間中は目立った新規材料が少なく、上昇が一服した後はもみ合う展開が予想されている。日経平均は終値で5万円を維持できるかが注目されるという。

主なスケジュールでは、国内ではスタートライン(477A.T), opens new tabがグロース市場に新規上場する。海外では英国で7―9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)が公表予定となっている。  前週末19日の米国株式市場は続伸して取引を終えた。ハイテク株が上昇し、ナイキ(NKE.N), opens new tabなどの消費関連銘柄の下落を相殺した。大型ハイテク株は前日からの上昇を継続。半導体大手マイクロン・テクノロジー(MU.O), opens new tabが強気の業績見通しを示したことで、割高なバリュエーションや資金調達懸念で最近売られていた人工知能(AI)関連株への楽観ムードが再燃した。

一方、消費関連では、ナイキが10.5%下落。2四半期連続で粗利益率が低下したとの発表が嫌気された。

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