ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.21 10:46

米国防総省が米軍の主要司令部を統合・再編し最高位将軍規模を縮小する大々的な組織改編を検討中であることがわかった。

ワシントン・ポストは15日、米国防総省が現在11の司令部を8つに縮小する改編案を推進していると報道した。報道内容によると、米欧州軍司令部、米中部軍司令部、米アフリカ軍司令部は新設される「米国際軍司令部」に配属される。また、ここには米北部軍司令部と米南部軍司令部を統合して「米州軍司令部」を新設する案も含まれている。

米インド太平洋軍司令部、米サイバー軍司令部、米特殊作戦司令部、米宇宙軍司令部、米戦略司令部、米輸送司令部は維持される。ケイン統合参謀本部議長はこうした案が盛り込まれた改編案を近くヘグセス国防長官に説明する予定だ。

改編案はヘグセス長官が昨年初めに部隊指揮と統制方式改善を要請してから推進され、ケイン議長の監督の下で国防総省合同参謀本部が主導して整理した。同紙は国防高位関係者の話として、ヘグセス長官が数カ月にわたり改編案をめぐりケイン議長と持続的に疎通してきたと伝えた。合わせてこの改編案はトランプ政権が中東と欧州に資源を移動させ西半球内の軍事作戦に集中する動きに沿ったものだと分析した。

米国防総省は追加改編案もともに検討したと同紙は伝えた。米特殊作戦司令部、米宇宙軍司令部、米サイバー軍司令部を追加で統合し「米グロ-バル軍司令部」に再編し、司令部の数を合計6つに減らす案がある。また、すべての司令部を2つの上位司令部に配属させ米欧州軍司令部など地域司令部は「作戦司令部」傘下に、米輸送司令部など他の主要組織は「支援司令部」傘下に再編する案もある。ケイン議長は最小2つの異なる改編案もヘグセグ長官に提示すると予想されると同紙は関係者の話として報道した。

軍内部では賛否が分かれている。改編案が将軍の意志決定速度と指揮効率性を高めるための避けられない改革という立場があるのに対し、一部元高位軍関係者は地域専門性と現場感覚が弱まりかねないと警告する。オバマ政権で国防長官を務めたチャック・ヘーゲル氏は同紙に「世界はますます複雑になっており過度な統合は危機予防能力を弱めさせかねない」と話した。

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