
山口県発祥”長崎ちゃんめん” 長年愛されるそのわけは ちゃんぽんとラーメンのいいとこ取り!?
リポーター 横溝洋一郎
「山口市大内御堀にやって来ました。今回尋ねるのは長崎ちゃんめん。発祥は山口県、50年以上愛されるそのわけを探ります!」
長崎ちゃんめんの創業は、1971年=昭和46年。厚狭に1号店がオープンしました。現在、県内に17店舗、広島、島根、岡山、兵庫の中国地方を中心に合わせて32店舗を展開しています。
横溝アナ
「さあさあ、お邪魔します。昭和レトロ感満載、こちらの席によっこいしょ!」
”ちゃんめん”名前の由来は?
山口御堀店は、開業から47年、現在3代目が店を切り盛りしています。ところで、”ちゃんめん”のネーミングの由来とは何なのでしょうか。
長崎ちゃんめん 原田一彦さん
「ラーメンの生麺の食感をいかし、ちゃんぽんの野菜豊富さとラーメンの麺のいいとこ取りで長崎ちゃんめんができた」
活気あるちゅう房は、長崎ちゃんめんの代名詞。鍋で踊る肉や野菜、手際のよい熟練の技が、食材のうまみを引き出す決め手です。
人気メニューは”野菜たっぷりちゃんめん”
人気メニューのひとつ、”野菜たっぷりちゃんめん”を注文しました。
山盛りの野菜は、380グラム、一日に必要といわれる摂取量350グラムを超えています。
横溝アナ
「それではいただきましょう。この香り、まずはスープから。これが長崎ちゃんめんのうまさのひとつですね」
丸鶏と豚骨ベースのスープは、時代とともに変化しながら創業時の味を引き継いでいます。
横溝アナ
「では少し混ぜて下に隠れている麺を。モチモチ、シコシコ、この麺がまたおいしさの秘訣」
自社工場でつくる麺は、山口県産小麦”せときらら”を使用した弾力のある生麺です。自慢の具材はキャベツ、もやしをはじめ、豚肉に海鮮、コーン、かまぼこと10種類を超えています。
ボリュームたっぷりのちゃんめんは、なりふり構わず、とにかく夢中になっていただきます。
横溝アナ
「完食。量も質も大満足、美味しかった」
サイドメニューも充実しています。小チャーハンや餃子とのセットも人気です。テ時に無性に食べたくなる山口発祥の”長崎ちゃんめん”。山口県民にとってのソウルフードともいえます。

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