為替相場、この半日で一方的で急激 行き過ぎた動きには適切に対応=片山財務相

片山さつき財務相は19日夜に会見し、日銀が追加利上げを決めた後の為替相場について、「一方向で急激な動きがこの半日で明らかにあるので留意している」としたうえで、「投機的な動きを含め行き過ぎた動きに対しては適切な対応を取っていきたい」と述べた。資料写真、10月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 19日 ロイター] – 片山さつき財務相は19日、足元の為替円安に関し「一方向で急激な動きがこの半日、この数時間明らかにあるので憂慮している」と述べた。行き過ぎた動きには適切に対応する考えも強調した。主要7カ国(G7)財務相・中銀総裁会議後、省内で記者団に語った。

片山財務相は、日銀が利上げに踏み切って以降に2円弱円安に振れたことについて「ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましい為替相場の問題としては、ちょっとなあと思っている」と語った。

その上で「9月に発出した日米財務相の共同声明の考え方を踏まえて、投機的な動きも含めて、行き過ぎた動きに対しては適切な対応をとっていく」と強調。今後の動向を見守る考えを示した。

日銀の利上げ判断に関しては「賃金や物価の動向、見通しを踏まえ、2%の物価安定目標の持続的、安定的な実現のためになされたものと私は評価している」と語った。

今後も政府・日銀が密接に連携を図り、「経済、物価、金融情勢を踏まえて賃金上昇を伴った2%の物価安定目標の持続的、安定的な実現に向けて適切な金融政策運営を行うことを期待している」との考えも述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.