まちづくり計画に意見反映
2025/12/17 06:00
南川副地区の将来像について意見を出し合う川副中の生徒=佐賀市の同校
南川副まちづくり協議会の取り組みを説明する石井忠文会長(左)
佐賀市の川副中の生徒が、学校がある川副町南川副地区の将来を考える「南川副未来会議」が10日、同校で初めて開かれた。2、3年生22人が特産のノリなど南川副の魅力を挙げ、「季節のイベントが増えてほしい」といった地域を盛り上げるための意見を活発に出し合った。
南川副まちづくり協議会が、2014年に策定したまちづくり計画の改定に中学生の意見も生かそうと企画した。「南川副の将来像」「中学生の立場でまちづくりに協力できること」など五つのテーマを設け、生徒は6班に分かれて付箋にアイデアを書き出しながら、議論を深めた。
ノリ養殖や農業が盛んな南川副の魅力として、多くの生徒は「食」や「人とのつながり」を挙げた。一方で、「街灯が少なく、夜暗くなると怖い」「イベントが少ない」といった課題も指摘した。
まちづくりへの協力については、ボランティア活動や、イベント時に撮影した動画の交流サイト(SNS)への投稿といったプランを発表した。生徒の積極的な提案に、協議会の会員は感心しながら「確かに」「いいね」と拍手を送った。
3年の竹下咲希さんは「友達と意見を交わすことで、自分たちもまちをつくる立場なんだと実感した」と話した。石井忠文会長(69)は「公民館などで生徒から出た意見を掲示できないか検討している。子どもたちとも連携してまちづくりをしていきたい」と語った。
生徒の意見を反映したまちづくり計画は来年3月までに完成する予定。(沖田日和)

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