2025.12.16

JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)沖縄地区メンバーによるグラフィックデザイン展「OKINAWA IMPACT」。本展は、沖縄県立博物館・美術館で開催されたデザイナー・岸本一夫氏の回顧展に合わせて企画された展示会の巡回展となる。沖縄のデザイン史にその名を刻み、JAGDA のシンボルマークをも手掛けた岸本氏の思想と表現を原点とし、その精神を受け継ぐ現代のデザイナーたちが、“沖縄”という地を新たな視点で問い直し、再構築した作品群を展示する。
本展のポスターは、岸本一夫氏の遺した言葉「アイデアは 360度で試行錯誤し、最終的には単純明快にする。」から着想を得ている。中心から放射状に広がるかたちは「思考の広がりや衝動」を、重なり合うモアレパターンは「混沌とした内面や葛藤の痕跡」を表現。外からの視線でも、内側からの吐露でもない。文化、自然、歴史、そして今ここで生きる私たちが抱える内なる衝動を、グラフィックというかたちで可視化した「沖縄から放たれる思考の波紋」を体感してほしい。

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