米国株式市場・午前＝ナスダック一時1週間ぶり安値、オラクル急落でＡＩ投資巡る懸念再燃

米ニューヨーク証券取引所（ＮＹＳＥ）のフロアで2023年3月30日撮影。REUTERS/Brendan McDermid/File Photo

［ニューヨーク　１１日　ロイター］ – １１日午前の米国株式市場で、ハイテク株の多いナスダック総合(.IXIC), opens new tabは一時、１週間ぶりの安値に下落した。前日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）でタカ派色が薄れたとの楽観的な見方が広がっていたが、米ＩＴ大手オラクルの決算に絡み、巨額の人工知能（ＡＩ）投資計画を巡る懸念がこれを相殺した。オラクル(ORCL.N), opens new tabは約１２％安。１０日発表した第２・四半期決算は、売上高や営業利益、将来のクラウド契約といった注目指標がいずれも市場予想に届かなかった。これを受け、ＡＩ関連企業の収益化のペースが期待されていたほど速くないとの懸念が再燃した。Ｓ＆Ｐ総合５００種(.SPX), opens new tabが０．４５％、ナスダックが０．９９％、それぞれ下落。一方、ダウ工業株３０種(.DJI), opens new tabは一時約１％上昇し、取引時間中の最高値を更新した。

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※米国株式市場

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