
12月9日、グリーンランド政府はロンドン株式市場に上場するグリーンロック・マイニングに対し、アミツォック黒鉛鉱床の30年間の採掘を許可した。写真は、グリーンランド・ヌークの浜辺で風に揺れるグリーンランド国旗。3月撮影(2025年 ロイター/Leonhard Foeger)
[コペンハーゲン 9日 ロイター] – グリーンランド政府はロンドン株式市場に上場するグリーンロック・マイニング(GROC.L), opens new tabに対し、アミツォック黒鉛鉱床の30年間の採掘を許可した。許可は8日に署名された。世界的に重要鉱物に対する需要が高まり、トランプ米政権下がグリーンランドに関心を示す中。このような許可を認めるのは今年3件目となる。
グリーンランドは天然資源が豊富だが、規制上の障害や限られた資金のために鉱業部門の開発が遅れていた。
黒鉛はエネルギー転換に不可欠とされ、電気自動車(EV)のバッテリーや防衛技術など幅広い用途がある。アミツォック黒鉛鉱床は、グリーンランド南部に位置し世界で最も高品位の黒鉛鉱床の一つだが、1992年で操業を停止していた。
開発事業は欧州原材料同盟の支援を受けている。年間約8万トンの黒鉛精鉱を40万トンの鉱石から採掘する計画だ。リチウムイオン電池の負極材に適している結晶性の高いフレーク黒鉛の生産を見込んでいる。
北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)は特に黒鉛の供給網を支配する中国が先月に輸出規制を強化したため黒鉛を重要原材料に指定した。
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