ウクライナ和平には欧州が中心的関与を、ローマ教皇 米提示の和平案念頭

写真は9日、イタリア・カステルガンドルフォでウクライナのゼレンスキー大統領と会談するローマ教皇レオ14世。提供写真。REUTERS

[カステルガンドルフォ(イタリア) 9日 ロイター] – ローマ教皇レオ14世は9日、ウクライナ紛争終結に向けた取り組みでは欧州が中心的な役割を果たさなければならないと述べ、欧州大陸を除外したいかなる和平案も「現実的でない」と警告した。

ウクライナのゼレンスキー大統領と会談して数時間後記者団に、欧州の結束は「特に今回の件において意義深い」と述べ、公正な平和のため協力する絶好の機会を捉えるよう指導者らに呼びかけた。

教皇は「戦争は欧州で起きている」と述べ、安全保障には欧州が関与しなければならないと強調。「誰もがこのことを理解しているわけではない」と憂慮しながら、4年余り続く紛争の終結に向けたあらゆる交渉に欧州諸国が参加することを求めた。

この発言は、当初欧州抜きでロシアとの和平枠組みを推進したトランプ米大統領を非難したものとみられるが、トランプ氏の計画について問われると、「それにはコメントしないことにする。まだ全てを読んでいないが、残念ながら、私が見た中には、欧州と米国の間に長年築かれてきた真の同盟関係を大きく変更する内容が含まれている」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.