帝国データバンク松江支店によりますと、松江市の内装工事業者 松本金物建材店は12月2日に事業を停止し、今後 松江地裁に自己破産手続きの申し立てを行う予定だということです。
松本金物建材店は1947年4月に創業、2017年6月に法人改組された内装工事業者です。
学校や工場、ビルなどの大規模な建物の天井、壁の下地となる軽天工事を主体に建築工事、大工工事のほか手すりなど建築金物の販売も行ってきました。
地元大手の建設業者や工務店などからの受注を主体に手がけ、法人化した1期目の2018年5月期には年売上高約2億8600万円を計上しました。
しかし、外注比率が高く外注費が収益を圧迫し、大幅な赤字が連続して財務内容は債務超過を余儀なくされていました。
苦しい資金繰りが続くなか今年11月に代表が死去して事業の継続が困難になったということです。
負債は2023年5月期末時点で約1億6400万円ですが、変動する可能性もあるとしています。

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