
スウェーデンの家具大手イケアは4日、ニュージーランド(NZ)に1号店をオープンした。写真はイケアのロゴ。2016年3月、オランダ・デルフトで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[4日 ロイター] – スウェーデンの家具大手イケアは4日、ニュージーランド(NZ)に1号店をオープンした。64番目の市場への進出となり、本拠地スウェーデンから最も遠い店舗となる。
オークランドのシルビアパーク・ショッピングセンターにオープンした店舗は同社505店目で、面積は3万4000平方メートル。500人の従業員を抱える。
2019年に発表されたNZ進出は、隣国オーストラリアへの初出店から50年遅れて実現した。
イケアの親会社インカ・グループは、数千人が訪れた今回のオープンについて、NZがスウェーデンから遠く離れていることを考えると特別なものだったとコメント。小売り部門トップのトルガ・オンジュ氏は「長期的な視点で地域に根を下ろし、雇用を創出し、地域社会から学び、NZの家庭に合わせてサービスを工夫している」と述べた。
NZのラクソン首相は、イケアの新店舗は雇用と競争を生み出し、消費者に利益をもたらすと述べた。
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