米国の対中貿易、均衡へ規模縮小の必要性も=USTR代表

 写真は米通商代表部(USTR)のグリア代表。ブリュッセルで11月24日撮影。 REUTERS/Piroschka van de Wouw

[ワシントン 4日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)のグリア代表は4日、米国の対中貿易について、バランスを取る必要があり、おそらく規模を縮小するベきだとし、中国との物品貿易の25%減少は「正しい方向」に向かっていると指摘した。

グリア氏はワシントンで開催された政策会議で、「中国との貿易の着地点は、より均衡の取れたものになる必要がある。おそらく規模を縮小し、相互依存を少なくする必要がある。また、センシティブではない品目の分野であるべきだ」と語った。

トランプ米大統領の政策がよりバランスの取れた対中貿易の実現につながっており、状況は1月のトランプ氏の2期目開始時よりも全般的に改善しているという認識を示した。

グリア氏は「中国との全面的な経済紛争を望む国はないと思う。われわれはそのような状況にはない」と述べた。

米国は中国との関係において、ソフトウエアから半導体に至るまで影響を与える多くの手段を持っており、多くの同盟国が協調行動を取ることに関心を示しているとしつつ、「しかし、現在の決断はこの関係に安定性を持たせることだ」と語った。

米国は重要鉱物など戦略的な品目の工業生産を強化する必要があるとも指摘した。

中国との関係は現在安定しているが、米国は日々状況を注視していると語った。

ベセント米財務長官は前日、中国が米国との貿易協定に基づく「あらゆるコミットメントを履行する軌道に乗っている」とし、中国が来年2月末までに1200万トンの米国産大豆の購入を完了する見通しだと述べていた。 もっと見る

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.