バリ島にあるロリー・ジョーンズとケイシー・ジョーンズ夫妻の2階建てのヴィラ。バリ島にあるロリー・ジョーンズとケイシー・ジョーンズ夫妻の2階建てのヴィラ。Rory Jonesロリー・ジョーンズとケーシー・ジョーンズ夫妻は、バリ島に約14万3000ドル(約2145万円)をかけてヴィラを建設した。ここから収入を生み出し、さらに退職後の住居としても使える有形資産に投資したいと、夫妻は考えていた。しかし、それまで彼らはインドネシアを訪れたことがなかった。マレーシアの32歳男性、実家から巣立つため約3000万円のボロ家を買う。それを"和モダン"にリフォームした結果―― | Business Insider Japan

マレーシアの32歳男性、実家から巣立つため約3000万円のボロ家を買う。それを”和モダン”にリフォームした結果―― | Business Insider Japan

インドネシアを訪れたことがなかったにもかかわらず、ロリー・ジョーンズ氏と妻のケーシー・ジョーンズ氏は、バリ島に家を建てるのは良いアイデアだと考えた。

オーストラリアのタスマニア島出身の夫婦は、FIRE(経済的自立&早期退職)を夢見て、株式市場への投資に多くの時間を費やした。

「お金を貯めているのに、紙に書かれた数字以外には何も形になるものがないという事実に、少し落ち込んでいたと思う」と、37歳のジョーンズ氏はBusiness Insiderに語った。

ジョーンズ夫妻。ジョーンズ夫妻。Rory Jones

彼らは有形資産を求めて、調査を行った後、海外に投資用不動産を建設するという案に落ち着いた。

「これで安定した収入が得られるだけでなく、オーストラリアより物価の安い国で、将来的に移住できる場所も確保できると判断した」と、写真家兼映像作家のジョーンズ氏は語った。

夫婦はタイ、フィリピン、さらにはポルトガルも検討したが、最終的にバリ島を選んだ。調査の結果、バリ島は投資収益率が最も高く、外国人が比較的容易に家を建てることができると分かったためだ。

投資コンサルティング会社のILAグローバルコンサルティング(ILA Global Consulting)によると、バリ島での短期賃貸では年間15%の投資収益率が見込める一方、他の市場では5%から10%となっている。

ヴィラの正面。ヴィラの正面。Rory Jones

夫婦はこれまで一度もバリ島を訪れたことはなかったが、東南アジアでは多くの滞在経験があった。

「だから、私たちは気候が好きだということは分かっていた。文化や食べ物もきっと気に入るだろうということも分かっていた」と、ジョーンズ氏は語った。

バリ島への初訪問と地元情報による土地探し

2022年、夫婦は飛行機に乗って初めてバリ島へ旅立った。

主な生活空間。主な生活空間。Rory Jones

彼らはバリ島に約3週間滞在し、島を探索しなら、さまざまな法律の専門家や建築業者と話し、自分たちのプロジェクトをどのように始めるかについて知見を深めた。

「私たちは各地域で十分に時間を過ごし、自分たちがその地域を気に入っていることを確かめ、また、その地域が観光客に提供しているものをよく理解するようにした」とジョーンズ氏は語った。

ダイニングエリアの様子。ダイニングエリアの様子。Rory Jones

バリ島の交通は案内しづらい場合もあるため、選んだ地域のインフラが整っており、アクセスしやすいことが重要だと彼は語った。

「それだけでなく、自分たちが引退後に住みたいと思える場所を探していた」とジョーンズ氏は語った。

静かでありながら旅行者を惹きつける、将来性のある地域を探していた彼らは、最終的にバリ島南西端のウルワツ近く、ビンギン地区に土地を見つけた。

キッチンの様子。キッチンの様子。Rory Jones

「実は最も効果的だったのは、単に地元のFacebookグループに、土地を探していると投稿したことだった。すると、人々が連絡をくれて、どんな土地が空いているか教えてくれた」とジョーンズ氏は語った。「最終的に手に入れた土地も、地元の人が案内してくれた土地だった。彼は土地の所有者ではなかったが、所有者を知っていた」

キッチンのバーカウンター。キッチンのバーカウンター。Rory Jones

バリ島では外国人の土地所有が認められていないため、夫妻が所有する土地は30年間の賃貸契約で、さらに30年間の更新オプションが付いている。購入価格は約4万4700ドル(約670万円)であった。

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モダン・トロピカルなヴィラを一から建設

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