
米ニューヨーク州ブルックリンで2024年11月29日撮影。REUTERS/Brendan McDermid//File Photo
[ワシントン 5日 ロイター] – 米ミシガン大学が5日発表した12月の消費者信頼感指数(速報値)は53.3と、11月確報値の51.0から上昇した。改善したものの、物価高と労働市場を巡る懸念は依然として続いているもよう。
エコノミストは、52.0への上昇を見込んでいた。
消費者調査ディレクターのジョアン・スー氏は声明で「11月と比べるといくつかの面で控えめな改善が見られるものの、全体的な見方は概して暗く、消費者は物価高騰の負担を引き続き指摘している」と言及。「同様に、労働市場への期待もわずかに改善したものの、依然として比較的暗い状況が続いている」と述べた。
1年先の期待インフレ率は4.1%、5年先は3.2%と、前月の4.5%、3.4%から、それぞれ低下した。
景気現況指数は50.7と予想の51.3を下回った一方、期待指数は55.0と予想の51.2を上回った。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.