W杯出場を決めて喜ぶノルウェー代表のハーランド(右)とソルバッケン監督(AP)
Photo By AP

 来年6月に開幕するW杯北中米大会の組み合わせ抽選会が5日(日本時間6日)に米ワシントンのジョン・F・ケネディ・センターで行われた。英BBC放送など世界各国のメディアが“対戦回避”を願った注目のポット3、FIFAランク29位のノルウェーは同3位フランス、同19位セネガル、大陸間プレーオフ1(イラク、ボリビア、スリナムの勝者)と同じI組に入った。

 各国にとってポット3の“外れ枠”として注目を集めたノルウェーは前回準優勝のフランスと1次リーグで同組となることが決定。ネットからは「世界最強FW決定戦」「エンバペ対ハーランドが見れる」「フランスとノルウェー同組は熱い」といった歓喜の声が続々。ノルウェー代表FWハーランド(マンチェスターC)とフランス代表FWエムバペ(Rマドリード)との対戦実現へ胸を躍らせた。

 さらにノルウェーが入った組が“死の組”になる可能性が高いと多くの海外メディアで予想されていたとあって「ここが死の組なのでは?」「死の組はグループI」「日本がノルウェーを引かなくて良かった」といった声も上がっていた。

 ▼ノルウェー(FIFAランキング29位) 7大会ぶり4度目の出場で第3ポットから上位進出を狙うノルウェーは今大会最強のダークホースになるかもしれない。何よりも怪物FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)が脅威だ。マンチェスターCではプレミアリーグで2度得点王に輝くなど圧倒的な得点力を見せつけてきた。

 他にも好機演出を得意とする司令塔のMFマルティン・エデゴール(アーセナル)や屈強なストライカーのFWアレクサンデル・セルロート(Aマドリード)、快足ウインガーのFWアントニオ・ヌサ(ライプツィヒ)ら欧州の強豪で活躍するメンバーをそろえ、充実の陣容だ。ハーランドは「我々は殻を破って個々の選手として成長した。これは何か大きなことの始まりだと感じる。今はこの瞬間を楽しむことが大切だけどね」と不敵に笑う。そうそうたる顔触れで快進撃を狙う。

 ▼フランス(FIFAランキング3位) 18年ロシア大会で2度目の優勝を果たし、前回カタール大会で準優勝と過去2大会で決勝に進んだ強豪が、今回も8大会連続の切符をつかんだ。

 1998年に自国開催のW杯を選手として制し、監督としても18年ロシア大会を制したデシャン監督は、今回のW杯を区切りとして12年から続く長期政権に区切りを付け、退任することを表明している。

 前線にはバロンドールを受賞したデンベレ(パリSG)、予選最多5得点のエムバペ(Rマドリード)ら強力なスターがそろい、指揮官の花道を飾るべく2大会ぶりの頂点へと挑む。

 ▼セネガル(FIFAランキング19位) セネガルは3大会連続4度目の出場。前回2022年カタール大会でエースのFWマネを直前の負傷で欠きながら16強に進出した。

 今回のアフリカ予選では雪辱を期すマネがチーム最多の5得点を記録。抜群の突破力と得点力を兼ね備えるアタッカーは現在はサウジアラビアのアルナスルでプレーするが、かつてリバプールやバイエルン・ミュンヘンで活躍した。他の主力も点取り屋のFWジャクソン(Bミュンヘン)、ボール奪取にも優れたリンクマンとして活躍するMFのP・サール(トットナム)、軽快なドリブルから力を発揮するFWエンディアイエ(エバートン)ら多くが欧州の強豪や名門でプレー。厳しい環境で実力を伸ばしたタレントがそろい、2002年日韓大会以来の8強を視野に入れる。

続きを表示

WACOCA: People, Life, Style.