秋田県が運用するツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」で、誤った情報や悪意のある虚偽投稿が相次いでいることが分かりました。鈴木健太知事は2025年12月3日の県議会で、警察に相談したうえで悪質な投稿については「厳正に対処する」との考えを示しました。
クマ出没情報マップ「クマダス」に嘘の投稿が増加
「クマダス」は、県内のクマの出没や目撃情報などを地図上で共有するためのシステムで、市町村や住民が情報を投稿し、注意喚起や被害防止に役立てることを目的としています。
しかし最近、このクマダスに、明らかに誤りと分かる投稿や、悪意あるいたずらとみられる虚偽情報が相当数寄せられていることが県の確認で判明しています。
その結果、市町村の担当者が内容の真偽確認に時間を取られ、本来急いで住民と共有すべき正確な出没情報の反映が遅れるケースも出ているといいます。
現在は「市町村による確認後に掲載」 リアルタイム掲載を巡り議論も
3日に開かれた12月県議会の一般質問では、自民党の武内伸文県議が、クマ出没情報の迅速な提供の重要性を指摘したうえで、
「市町村による確認前の目撃情報をリアルタイムで掲載し、悪意ある偽情報については厳罰で対応すべきではないか」
と知事の見解をただしました。
現在の運用では、クマダスに寄せられた投稿は、信憑性を確保するために市町村の確認・承認を経たうえで掲載される仕組みとなっています。これにより虚偽情報の拡散は一定程度抑えられる一方、確認作業に時間を要し、リアルタイム性とのバランスが課題となっています。
知事「虚偽投稿は警察と連携し厳正に対処」
こうした状況を受け、鈴木知事は答弁で、
投稿情報の中に「明らかな誤りや悪意のある投稿が相当数確認されている」こと
そのため、県や市町村による確認・承認を必要としているが、「可能な限り速やかに公表できるよう努めている」こと
を説明しました。
そのうえで、虚偽投稿やいたずらについては現在、投稿内容の調査を進めており、
「警察に相談し、厳正に対処したい」
と述べ、悪質なケースについては捜査機関とも連携して対応する姿勢を明確にしました。
出典
秋田県の情報マップシステム「クマダス」に虚偽投稿が続出 県は厳正に対処する方針
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投稿者:三村
セキュリティ対策Labのダークウェブの調査からセキュリティニュース、セキュリティ対策の執筆まで対応しています。
セキュリティ製品を販売する上場企業でSOC(セキュリティオペレーションセンター)やWebサイトやアプリの脆弱性診断 営業8年、その後一念発起しシステムエンジニアに転職。MDMや人事系のSaaS開発を行う。
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