米人員削減、11月は前月比53%減 新規採用は低迷=チャレンジャー

2025年9月25日、米ワシントン州シアトルの閉鎖されたスターバックスで撮影。REUTERS/David Ryder

[ワシントン 4日 ロイター] – 再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国で11月に発表された人員削減数は前月比53%減の7万1321人だった。

ただ、関税や需要減速を背景に企業が不確実な経済環境を乗り切ろうとする中、採用計画は低迷が続いた。

人員削減数は前年同月比では24%増加した。また、11月としては2022年以来最多だった。

年初からの人員削減数は前年同期比54%増の約117万1000人。一方、年初来の採用計画数は前年比35%減の49万7151人で、10年以来の低水準となった。

エコノミストらは、トランプ政権の貿易政策が不確実な経済環境を生み出し、特に中小企業の採用能力を阻害していると指摘した。

11月は通信事業者の削減数が最も多く、テクノロジー、食肉加工が続いた。

人員削減の主な理由はリストラで、人工知能(AI)を理由とした削減数は6280人だった。AIが理由の削減数は年初来では5万4694人。

企業は削減の理由として市場や経済の状況にも言及し、関税も要因に挙げた。また、政府の支出削減も請負業者や非営利団体における削減数増加につながっている。

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