
ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領。2024年6月13日、ロシアのドゥブナ市で撮影。Sputnik/Alexei Maishev/Pool via REUTERS
[モスクワ 4日 ロイター] – ロシア安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領は4日、欧州連合(EU)が凍結されたロシアの資産を奪えば、開戦を正当化する行為に等しいとみなす可能性があると述べた。
メドベージェフ氏は「もし狂気の欧州連合が、いわゆる『賠償融資』の名目でベルギーで凍結されているロシア資産を盗もうとすれば、ロシアはこの動きを開戦事由に等しいとみなす可能性が十分にあり、関連するあらゆる影響がブリュッセルや個々のEU加盟国に及ぶことになるだろう」と述べた。
EUの欧州委員会は3日、今後2年間でウクライナに900億ユーロ(1050億ドル)の支援を実行するための方策として、ロシアの凍結資産の活用もしくは市場からの資金調達という2つの選択肢をEU加盟国に提示した。 もっと見る
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