米供給管理協会(ISM)が発表した11月の米非製造業総合景況指数は、拡大圏でわずかに上昇し、9カ月ぶりの高水準。一方、仕入れ価格指数は7カ月ぶりの低水準となった。

キーポイントISM非製造業総合景況指数は前月比0.2ポイント上昇の52.6エコノミスト予想の中央値は52.0前月は52.450が活動の拡大と縮小の境目

  仕入れ価格指数は過去の水準と比べるとなお高めだが、インフレ圧力が一定程度和らいでいる状況を示唆する。

  入荷遅延指数は伸びが加速し、事業活動指数も小幅ながら一段と上昇した。

  入荷遅延は3.3ポイント上昇し、約1年ぶりの高水準。ISM非製造業景況調査委員会のスティーブ・ミラー委員長は「政府閉鎖に伴う航空便の混乱や、関税変更に伴う税関手続きの影響が原因となった公算が大きい」と、発表文で指摘した。

  業種別では小売りや娯楽・レクリエーション、宿泊・飲食サービスなど12業種が活動拡大を報告。建設など5業種が縮小した。

  事業活動指数は0.2ポイント上昇の54.5で、3カ月ぶりの高水準。新規受注は前月に記録した1年ぶりの高水準から低下した。

  ミラー委員長は記者団との電話会見で、事業活動指数と新規受注がほぼ拡大圏で推移していることや、受注残が2月以来の高水準となったことを挙げ、「サービス業が回復し始めている前向きな兆候だ」と述べた。

  雇用指数は依然として縮小圏ながらも48.9と、6カ月ぶりの高水準。雇用安定化の兆しが増したことを示した。

  在庫指数は7カ月ぶりの高水準。在庫景況感は拡大圏ながらも低下し、在庫が過大だとみているサービス事業者が減少していることが示唆された。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Services Activity Expands at Fastest Pace in Nine Months (3)(抜粋)

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