
INGグループのロゴ。2024年2月1日、アムステルダムの本社で撮影。REUTERS/Piroschka van de Wouw
[パリ/マドリッド 2日 ロイター] – 欧州の大手銀行ING(INGA.AS), opens new tab、ウニクレディト(CRDI.MI), opens new tab 、BNP(BNPP.PA), opens new tabなど10行は2日、ユーロに連動するステーブルコインを2026年下半期に発行する新会社「Qivalis(キバリス)」を設立したと発表した。デジタル決済でドルの支配状況に対抗する狙い。
ステーブルコインは法定通貨に連動させて価値を安定させるデジタルマネーの一種。キバリスの最高経営責任者(CEO)には暗号資産(仮想通貨)交換所大手コインベースのドイツ部門CEOを務めたヤン・オリバー・セル氏が就任する。セル氏は以前、暗号資産交換所大手バイナンスにも勤務していた。会長には英金融大手ナットウェストのハワード・デービス元会長が就く。
セル氏によると、キバリスは本社をオランダのアムステルダムに置き、向こう18-24カ月で45-50人を雇用する計画。既に計画の3分の1の人員を確保したという。
キバリスは、即時かつ低コストの支払い・決済を提供すると表明。ただデービス氏は、当初は暗号資産のトレーディングでの利用が中心になるとの見方を示した。
セル氏は、キバリスが26年下半期初頭にステーブルコインの発行を想定しており、ライセンスの取得に6-9カ月の期間を要すると説明した。オランダ中央銀行に電子マネー機関(EMI)のライセンスを申請している。
このプロジェクトが9月に発表された際には、参加銀行はING、ウニクレディト、バンカ・セラ(BSEL.HT), opens new tab、KBC(KBC.BR), opens new tab、デカバンク、ダンスケバンク(DBKGn.DE), opens new tab、SEB(SEBa.ST), opens new tab、カイシャバンク(CABK.MC), opens new tab、ライファイゼン・バンク・インターナショナル(RBIV.VI), opens new tabの9行だった。その後BNPパリバが加わった。
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