【写真を見る】「災害時の緊急医療では有効」マイナ保険証 2日から本格移行 そのメリットは? 金沢の病院では初日に半数程度が利用

■「マイナ保険証」利用は半数程度、マイナンバーカード未取得の声も

マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」。患者は医療機関でマイナ保険証をカードリーダーにかざし、暗証番号や顔認証で本人確認を行うことで手続きが完了します。

金沢市の洞庭病院では、2025年9月の1か月間でマイナ保険証を使った人は全体の53%でした。

渡邉百音キャスター「きょうからいよいよ原則使えるのはマイナ保険証のみ。こちらの病院では今の所17人中10人がマイナ保険証で受診したということです」

マイナ保険証の利用が基本になったことで、利用者の増加が見込まれましたが、午前中は半分程度。マイナンバーカードを持っていないという声も聞かれました。

患者「マイナンバーカードはまだ作ってない。邪魔くさいから」
「今日は資格確認書で受診した」

患者「使っているうちに慣れてきたら便利になってくるかなとも思うが、いざ変わるとなると、前は出してやりとりしてやっていたのが、ピッとするだけでいいとなった時のギャップというか混乱したりとかは最初のうちはするんだろうなと思う」

■「受診の度に提示が必要」「有効期限は5年」

洞庭医院 洞庭賢一院長「従来の保険証だと月1回確認しなさいということだったが、マイナンバーカードになったら毎回受診ごとにやる手間があるので頻回にいらっしゃるような患者さんにとっては負担が大きい」

また、気をつけなければならないのがマイナ保険証の有効期限です。

患者「初めて使おうと思って持ってきたんですが使えなかった。期限切れですね。転勤ばっかりしていたので手紙に気付いてないかな…」

渡邉百音キャスター「従来の保険証 お持ちだったから今受診できた?」

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