レッドブル・グループは最終アブダビGPを週末に控えた12月2日(火)、2026年シーズンのF1ドライバーラインナップを正式発表した。懸念されていた通り、角田裕毅の名前はレギュラードライバーの一覧から外れ、5年間守り抜いたF1グリッドから退くことが決定した。

来季、4度のF1王者マックス・フェルスタッペンは、直近3年で4人目のチームメイトを迎えることになる。レッドブル・レーシングは、姉妹チームのレーシング・ブルズ(VCARB)で鮮烈なルーキーイヤーを送っている21歳のフランス人ドライバー、アイザック・ハジャーの昇格を発表した。

一方、VCARBはリアム・ローソンの残留に加え、レッドブル・ジュニアチームの有望株であり、今季FIA-F2選手権に参戦するイギリスとスウェーデンの二重国籍を持つ18歳、アーヴィッド・リンブラッドを起用すると明らかにした。

角田は直近のカタールGPで行われたスプリント予選で、予選形式として初めてフェルスタッペンを上回ったが、シーズンを通して一貫した速さを見せることに苦戦しており、フェルスタッペンが7勝を挙げて396ポイントを獲得する一方、今季はグランプリレースで6位以上の結果を残せておらず33ポイントに留まっている。

ローソンは開幕2戦でレッドブルをドライブしたがノーポイントに終わり、その後角田と入れ替わる形で降格。現在は角田より5ポイント多く獲得し、カタールGPでは9位入賞を果たした。ハジャーは8月末のオランダGPで初表彰台となる3位を獲得し、これまでに51ポイントを挙げている。

一方、リンブラッドはF2で現在6位にとどまるが、サウジアラビアのスプリントレースでは17歳243日でF2史上最年少ウィナーに輝き、10月のF1メキシコGPでは初めてRB21を駆りながら6番手を記録し、レギュラー勢以外で最速となった。新型フロアが与えられるなど、車両スペックや走行プログラムが異なるため単純比較はできないものの、角田を0.093秒上回るパフォーマンスを披露した。

レースシートこそ失う形となった角田だが、レッドブル・ファミリーを離れるわけではない。レッドブル・レーシングは同時に、角田が2026年に「テスト兼リザーブドライバー」を務めることも発表した。

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