ロシア軍、ウクライナ東部要衝ポクロウシク制圧とプーチン氏に報告=大統領報道官

ロシアのプーチン大統領。2025年12月1日撮影。提供写真(2025年 ロイター/Kremlin.ru/Handout via REUTERS)

[1日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は1日、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長らが11月30日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロウシクや北東部ハルキウ州のボウチャンスクを制圧したとプーチン大統領に報告したと明らかにした。

この発表は、米国主導のウクライナ和平案を巡り、ウクライナのゼレンスキー大統領が欧州首脳らと会談する中で行われた。2日にはトランプ米政権のウィットコフ特使がモスクワでプーチン大統領と会談する。

ロシアの通信社によると、プーチン大統領は軍司令部で報告を受けた際、ポクロウシク制圧の「重要性」を強調し、ウクライナに対する「特別軍事作戦の開始時に設定した任務」の遂行を確実にするだろうと述べた。

また「ロシア軍は自信を持って主導権を握り、作戦任務を遂行し続けている。ロシア軍は事実上あらゆる方向に前進している」とし、今後の課題の一つはウクライナの攻撃から居住地を守るため、ロシア国境沿いに「安全地帯」を設置することだと語った。

ゲラシモフ参謀総長はプーチン大統領に対し、ロシア軍はドネツク州とルハンスク州で構成するドンバス全域の制圧を進める決意だと語った。

ウクライナ軍は1日、ポクロウシク周辺地域でロシア軍による攻撃が43件あったと報告しているが、ロシア軍がポクロウシクとボウチャンスクを制圧したと認めていない。

ペスコフ報道官によると、ゲラシモフ参謀総長はプーチン大統領にポクロウシクとボウチャンスクの制圧のほか、他の戦線での攻勢の成果を報告。別のロシア軍司令官は、ロシア軍がザポリージャ州南部でも進撃していると伝えた。

プーチン大統領は、ウクライナがロシア軍の進撃に対応できていないと述べ、とりわけザポリージャ州での進軍を評価したという。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

WACOCA: People, Life, Style.