
進行
それでははじめに、代表取締役社長・坂本太樹より、今回の株式譲渡について説明させていただきます。
坂本太樹社長
皆さん、こんにちは。代表の坂本でございます。今シーズン、多岐にわたり支えていただきましてありがとうございます。
この度、株式会社岩手アスリートクラブが発行いたします株式の51.4%につきまして、NOVAホールディングス株式会社と、エムグループホールディング&キャピタル株式会社が株式譲渡契約を締結いたしました。
これに伴い、エムグループホールディング&キャピタル株式会社が保有する株式会社いわてアスリートクラブの株式は全体の51.4%となり、本日より新体制に移行いたしました。また、本日付で株式の移動が完了し、先ほどの臨時株主総会並びに臨時取締役会におきまして新役員が就任となりました。
それでは、新代表取締役オーナーの立川光昭よりご挨拶をさせていただきます。
立川光昭オーナー
皆様、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。私、立川と申します。
私たちエムグループホールディング&キャピタル株式会社は、上場企業4社を含む72社を束ねる持株会社です。元々はPR・広報の会社で、様々なものを“知っていただく”ことを専門としています。私個人もPR関連の書籍がベストセラーとなり、多くの企業支援やグループ化を進めてまいりました。
一方で、私個人はサッカーが大好きで、このいわてグルージャ盛岡をずっとウォッチしており、様々な形で関わらせていただいてきた流れもあります。その中で今回このような運びとなりました。精一杯頑張っていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
坂本社長
もともと立川オーナーは、7〜8年前からいわてグルージャ盛岡のことをご存じで、タイミングが合えばやらせていただきたいというオファーをいただいていたことを最近知りました。今回、NOVAホールディングスからの株式譲渡により、そのタイミングが合致した形となりました。
【今後のクラブ運営方針について】
坂本社長
今季はJFL16チーム中9位となり、「1年でJ3復帰」という目標は達成できませんでした。本当に悔しい思いです。ファン・サポーター、スポンサー、そして岩手県民の皆様の期待に応えることができず、残念な思いでいっぱいです。
来季は昇降格がありません。しかし、チームを岩手に根ざしビルドしていくという意味では、ポジティブに捉えています。
1点目として、JFLで勝利できるチームをつくっていきたい。今季は善戦しながら勝ちきれない試合が多かった。来季はしっかり勝ち切るチームをつくります。
また、シーズン移行となるため、最短で2027年秋から始まるリーグ戦でJ3復帰を目指します。
岩手に根ざしたチームでなければ「1試合平均2000人」は超えられないと考えています。歴史を振り返っても、いわてグルージャ盛岡は社会人リーグからJFLを飛び越えてJ3に上がりました。地元から愛され、支持されるチームとして、満を持してJ3に復帰したいと思っています。
今季、1試合平均観客数は1519名。目標の2000名に対し約500名不足しています。雨や雪でも「試合があるなら行こう」と思っていただけるクラブにしていきたい。
また、週末の選択肢として選ばれるクラブへ育てたいと考えています。
中長期的には、スポーツインフラとしてスタジアムをどうするかという大きなテーマがあります。Jライセンス基準のためだけでなく、岩手の皆さんが誇れる場所を作ることもクラブの使命だと考えています。
立川オーナー
坂本代表の話の通り、地域に根ざすことは多くのクラブが掲げており、当クラブも同様ですが、そこにもう1段、2段ギアを上げたいと思っています。
私たちは「10カ年計画」を考えています。勝負ごとなので最短で進みたい気持ちは当然ありますが、一方でクラブとしての基盤づくりも重要です。
今季は昇降格がなく、さらにはオーナーチェンジという節目もあります。これらをポジティブなタイミングと捉え、経営基盤の整備、地域との関係構築など「変革」を進めたい。
10年後にはスタジアムを新たに持ち、ACLに出場できるクラブを目指します。逆算すれば「5年以内に
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