
欧州連合(EU)加盟各国政府は、米国からの輸入が急増し域内産業が打撃を受けることへの懸念から、米国と締結した貿易合意にセーフガード(緊急輸入制限)措置と見直し条項を盛り込むよう求めている。写真はEUと米国の国旗。3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ブリュッセル 28日 ロイター] – 欧州連合(EU)加盟各国政府は、米国からの輸入が急増し域内産業が打撃を受けることへの懸念から、米国と締結した貿易合意にセーフガード(緊急輸入制限)措置と見直し条項を盛り込むよう求めている。
7月末に合意した内容では、米国はEU製品に対し一律で15%の輸入税を課す一方、EUは米国からの輸入品に対する関税の多くを撤廃するとしている。これらの措置の発効には欧州議会とEU各国政府の承認が必要となる。
EU加盟各国政府の特使らは28日、貿易協定を実施するための法案に関する共通の立場について合意した。
米国の工業製品に対する関税を撤廃し、特定の海産物と農産物に対して無関税割り当てを設けることで一致した。
しかし、関税変更によって米国からの輸入が急増し、域内産業に深刻な損害を与える恐れがある場合、EUが関税変更を停止する権限を持つことを目指す。EU欧州委員会は各国からの要請を受け、セーフガード措置発動の可能性を検討する見通しだ。
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