明治安田生命J3リーグ第38節   FC大阪3―2FC岐阜 ( 2025年11月29日    岐阜メモリアルセンター長良川競技場 )

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 FC大阪が3―2でFC岐阜を下した。先制を許しながらも後半開始から投入したFW島田拓海(29)が10分、30分、38分にゴールしてハットトリックを達成。FC大阪は勝ち点を「71」に伸ばした。ヴァンラーレ八戸が1―1で引き分けて勝ち点「72」となり、FC大阪は3位でJ2自動昇格ならず、プレーオフに回る。

 FC大阪の藪田光教監督(49)は「自動昇格は八戸の結果次第だったので。勝ち点3を取るために選手がやるべきことを実行してくれた。取られて追いついてという試合の中で選手はかなりタフに成長したと思うので、この勢いをプレーオフにぶつけたい」と逆転勝ちに笑顔を見せた。

 ヒーローの島田はシーズン12得点目で目標の2ケタを超えた。「入ったときは0―1で負けていて、細かいことは言われなかったが、FWの仕事はできた。自動昇格したかったので悔しいけど、プレーオフに3位で進めるのは有利。去年は6位で経験しているので、2つ勝ってJ2に行きたいと思います」と初体験のハットトリックに胸を張った。

 昇格プレーオフの初戦は6位・ツエーゲン金沢。藪田監督は「相手はどこでも勝たなきゃいけないし、これからは選手自身。僕は何もせず。この試合もハーフタイムで選手自身が決めてくれましたし、“ヤブさん、緊張してるんじゃない?”って選手に言われてましたから。それくらい選手はタフになっているんで勢いのままにやっていきたい」とプレーオフ経由のJ2昇格に自信を見せた。

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