桐生大学(群馬県みどり市)は、2026年4月より「ぐんま未来大学」に校名を変更し、2027年4月からスポーツデジタル学部スポーツデジタル学科(仮称)の設置を構想している。

 桐生大学は「令和7年度 大学・高専機能強化支援事業」に採択されており、新学部によって地域を拠点とした多様な人々の社会課題解決に貢献し、スポーツとデジタルの掛け合わせによる分野融合の懸け橋となる専門性を備えたイノベーション人材の養成に取り組んでいく。

 2027年4月に設置構想中のスポーツデジタル学部スポーツデジタル学科(仮称)の入学定員は80名(収容定員320名)を予定している。キャンパスは太田市飯田町に2026年開設予定の太田キャンパスで、東武伊勢崎線、東武小泉線、東武桐生線「太田駅」南口より徒歩0分の好立地。

 カリキュラムはスポーツとデジタル技術を融合させた文理融合型で、1・2年次は数理・データサイエンス・AI・スポーツコーチング等の基礎を学び、2・3年次は専門知識を深める。4年次は企業・自治体とのフィールドワークおよび卒業研究を実施し、実社会の課題解決能力を養成する。

 ぐんま未来大学のスポーツデジタル学部だけでなく、スポーツ×情報、スポーツ×デジタル分野の新設学部や新設学科は全国的に増えている。2025年度より東洋大学総合情報学部心理・スポーツ情報専攻(入学定員80名:埼玉県)、2026年度より亜細亜大学健康スポーツ科学部(同100名:東京都)が新設。2027年度には中央大学スポーツ情報学部(同300名予定:東京都)、富士大学スポーツ健康科学部(同100名予定:岩手県)などが新設構想されている。

参考:【ぐんま未来大学】ぐんま未来大学 スポーツとデジタルを掛け合わせた文理融合型の学部 2027年4月東武鉄道「太田駅」南口にキャンパスを新設し設置構想

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