ハンガリー首相、ロシア訪問 EU・NATO加盟国首脳として異例

ハンガリーのオルバン首相と握手するロシアのプーチン大統領。2025年11月28日、ロシア・モスクワで撮影。Alexander Nemenov/Pool via REUTERS

[モスクワ 28日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は28日、ハンガリーのオルバン首相をモスクワで出迎えた。オルバン氏はこの日、欧州連合(EU)および北大西洋条約機構(NATO)加盟国の首脳として異例のロシア訪問を行った。

プーチン氏は、ハンガリーの首都ブダペストをトランプ米大統領との首脳会談開催地にするとの申し出があったことに満足していると述べた。一方、オルバン氏は、ロシアの石油・ガス供給はハンガリーのエネルギー安全保障にとって極めて重要だとして、詳細な協議を望んでいるとした。

オルバン氏がプーチン氏と会談するのは14度目。ハンガリーは、欧州各国が対ロシア制裁を強める中でもロシアとの緊密な関係を維持しており、西側からウクライナへの軍事支援についても度々疑問を呈している。

オルバン氏は、トランプ米大統領とも良好な関係にある。10月にプーチン氏とトランプ氏の首脳会談を主催する予定だったが、トランプ氏が時間の無駄にはしたくないとして中止した経緯がある。

プーチン氏はテレビで放映された演説で、オルバン氏に対し、開催場所提供の申し出に感謝の意を表した。

この会談は、トランプ米政権のウィットコフ中東担当特使が来週モスクワでプーチン大統領と会談する準備を進める中で行われた。

オルバン氏は「提示された和平提案が停戦と平和につながることを強く期待している」と述べた。

これより先、オルバン氏は自身のフェイスブックに投稿したビデオインタビューでプーチン氏との会談予定を明らかにし、今冬から来年にかけてのエネルギー供給を確保することが狙いだと説明していた。

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