中国の安踏体育、プーマ買収検討 アシックスなども関心か=BBG

香港で展示された安踏体育用品のシューズ。2018年2月27日撮影。REUTERS/Bobby Yip

[27日 ロイター] – 中国のスポーツウエアメーカー安踏体育用品(2020.HK), opens new tabと李寧(2331.HK), opens new tabは、経営再建に取り組んでいるドイツのプーマ(PUMG.DE), opens new tab買収を検討している。関係筋が明らかにした。

両社は買収を検討中だが、プーマの時価総額が今年半減したことで筆頭株主の持ち株会社アルテミスと評価額で合意するのは難しいという。買収に向けプライベート・エクイティーと手を組む可能性もあるという。

ブルームバーグ・ニュースがこれに先立ち、香港上場の両社のほかアシックス(7936.T), opens new tabなども買収に関心を寄せる可能性があると報じたことで、プーマ株は15%上昇した。

安踏とアシックスはロイターに対し、買収提示の可能性についてコメントを差し控えた。

李寧はロイターへの声明で、「報じられた取引に関する実質的な交渉や評価には一切関与していない」とし、引き続きブランドの成長と発展に注力していくと表明した。

アルテミスは保有するプーマ株29%について、あらゆる選択肢を検討していることを明らかにしている。

競争が激化するスポーツウェア市場でプーマは新規参入企業やライバルのアディダスに押され気味。売上高が減少するなか取締役会は4月にフロイント最高経営責任者(CEO)を解任、新CEOにアディダス幹部のアーサー・ホーエルト氏を指名した。

LSEGのデータによると、プーマの市場評価額は現在25億2000万ユーロ(29億2000万ドル)。安踏の評価額は約300億ドル、アシックスは179億ドル、李寧は60億ドル。

新CEOは10月、業績回復を図るため、ブランドの値引き削減、マーケティングの改善、製品ラインナップの縮小、900人の人員削減を発表した。 もっと見る

プーマは今年は赤字となるが、「移行年」の26年のを経て27年に成長軌道に戻るとしている。しかしアナリストからは、新CEOの再建戦略は前任者と同様で不十分との見方がでている。

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