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2025年11月27日 19:25

【独自】地鉄不二越・上滝線めぐる富山市の再構築事業 増便や運賃割引を盛り込む見通し

厳しい経営が続く富山地方鉄道の鉄道線のうち、不二越・上滝線について、沿線自治体や地鉄が今後のあり方を検討する会合が来月1日に開かれます。
この会合で、列車の増便や運賃の割引などを盛り込んだ再構築事業の素案が示される見通しであることがKNBの取材で分かりました。

不二越・上滝線について地鉄は、月岡と岩峅寺の間が不採算区間だとしています。

沿線である富山市は線路や車両の維持管理費を行政が負担したうえで地鉄が運行を担う「みなし上下分離方式」を軸に再構築事業の実施を検討しています。

列車の増便、運賃の割引… 沿線住民の声を再構築案に反映

今年9月に開かれた前回の会合では沿線の住民に行ったアンケートの結果が公表され、運行本数が少ないことや運賃が高いことなどが不二越・上滝線を利用しない主な理由としてあげられました。
市によりますと来月1日に開く会合ではアンケートの結果を踏まえ、列車の増便や運賃の割引などを盛り込んだ再構築事業の素案を示す見通しです。

富山市の藤井市長は今月21日の会見で不二越・上滝線について新駅の設置や駅舎のリニューアルなどあらゆる可能性を調査すると述べています。

◆富山市 藤井市長
「富山港線をライトレールにした、あれは一大事業だったわけですね。それと匹敵するくらいの大きな事業なんですね」

一方、地鉄は新川地域を走る本線については行政から支援策が示されなければ滑川と宇奈月温泉の間を廃止するとしています。

本線については、あさって土曜日に会合が開かれ、県と沿線の市と町が来年度の運行を支援する意向を示したうえで、廃止判断の先送りを求める見通しです。

最終更新日:2025年11月27日 19:25

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