公開日時 2025年11月27日 18:31更新日時 2025年11月27日 19:07
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藤原宮跡の調査区画で「大極殿院」の西門の幅を示す研究員ら=27日午前、奈良県橿原市
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共同通信
奈良文化財研究所(奈良市)は27日、奈良県橿原市の藤原宮(694~710年)跡の発掘で、天皇が政務や儀式を行った「大極殿」がある中心部「大極殿院」の東西幅が約117メートルと確認したと発表した。南北幅はこれまでに約158メートルと判明しており、全体の規模が確定した。
研究所は過去に大極殿院の東門部分を発掘した。今年9月からは西門や付近の回廊部分の約430平方メートルを対象に実施。左右対称という事前の想定通り、柱を据える礎石や、礎石の下に敷く小さな石の集まりといった遺構を確認した。
この結果、大極殿院の東西幅は117メートルと確定した。西門の外側には、東西3・6メートル、南北2・9メートルの範囲で多数の瓦片などを敷いた遺構を検出した。東門の外側には見られなかったもので、意図的に特別な舗装をした可能性があるという。
研究所都城発掘調査部の箱崎和久部長は「今後、大極殿院全体を考える上での基礎データを得られた」と話した。
現地説明会は29日に実施する。午前11時と午後1時半からの2回。
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