ドイツの歳出拡大、景気回復の布石に=IMF

フランクフルトの金融街:2024年2月27日撮影 REUTERS/Kai Pfaffenbach/File Photo

[ベルリン 26日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)は26日公表した報告書で、ドイツが今年実施した財政ルール改革が経済回復への道筋をつけたと指摘した。ただ、中期的な成長見通しには依然として制約があるとも分析した。

ドイツは過去2年間にわたり主要7カ国(G7)で唯一プラス成長を実現できず、IMFによると、今年の成長率も0.2%にとどまる見通し。

ただ、新政権が打ち出したインフラ投資と国防費の大幅増額が景気を下支えする見込みで、国内投資・消費の緩やかな回復が成長を押し上げる見通し。

実質GDP成長率は2026年に約1.0%、27年に1.5%へ加速するとの予測を示した。

財政赤字は27年にGDP比約4%へ拡大し、政府債務も同約68%に上昇すると見込む。ただ、G7諸国では最も低い水準にとどまるという。

IMFは、中期的な成長の足かせとして、急速な高齢化と生産性の伸び悩みを挙げた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Maria Martinez

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.

WACOCA: People, Life, Style.