鹿児島港本港区の北ふ頭エリアとウォーターフロントパークエリアの再開発について、県は10月、10者を対象に活用法やアイデアを募る調査を行いました。その結果が25日に明らかになり、カフェやグランピング施設などの活用イメージが示されました。
鹿児島港本港区の再開発について25日、県や鹿児島市、旅客船協会などが意見を交わす懇談会が開かれました。
県は去年11月、再開発に意欲を示す18の事業者に対し、本港区の具体的な活用方法や県への要望などの聞き取り調査を実施。ここで多くのアイデアが出された北ふ頭エリアとウォーターフロントパークエリアについて、県は10月、参画に意欲のある10者を対象に、サウンディング調査を行ったことを明らかにしました。
具体的な活用イメージとして、北ふ頭はカフェやイベントスペースなどに。ウォーターフロントパークは、小規模の商業施設やマルシェ、グランピング施設などが挙げられたということです。ただ、ウォーターフロントパークは、スポーツ・コンベンションセンターの今後の設計プランに伴い影響を受けるため、現時点での検討は難しいという意見も出されました。
北ふ頭の散策路「しおかぜ通り」には11月29日、コンテナハウスを活用したカフェ3店舗がグランドオープンします。民間の事業者に試験的に利用してもらい、今後の取り組みの参考にしようと、県が行う注目の社会実験で、来年3月末まで行われます。
(NPO法人ゆめみなと鹿児島・増森千絵子専務理事)
「コンテナが3つ並んでいるだけでも、すごく、しおかぜ通りが良い感じに見えてよいと思った。少しづつ各エリアの魅力を県民の皆様に知っていただくのにこのトライアルは良い機会。ただ、にぎわい、導線の面については、民間の力だけではどうしても出せないところがある」
懇談会では、民間で利益を出すのは難しいのではないかという意見も多数聞かれました。
(県本港区まちづくり推進室・菊池信幸室長)
「複数の者が(調査に)入ってくれたことは、いろんな意見があるということで幅広く検討ができる。結果を踏まえた上で、必要なところについては個別対話も検討していきたい」
県は今回の結果を踏まえ、事業者の公募にむけて活用方法や公募要項などを作って行くということです。

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