転生したら… 人気コスプレスポットに 新装 白山の観光施設「ミントレイノ」

電気ろうそくや魔法のつえなどを置き、魔法の世界を演出した館内=白山市のハーブの里・響きの森ミントレイノで

 白山市女原の観光施設「ハーブの里・響きの森 ミントレイノ」がリニューアルされ、アニメや漫画のキャラクターになりきるコスプレの撮影スポットとしても利用され始めている。趣のある洋館やハーブを生かして表現した魔法の世界のような雰囲気が、従来より若い客層を掘り起こしている。 (中尾真菜)

洋館にハーブ、魔法のつえ ミントレイノは、1996年に旧尾口村が建設。合併後は白山市が所有し、市地域振興公社などの団体が管理してきた。

 今年4月からは、ミントレイノ内でアロマの蒸留所「EarthRing(アースリング)」を運営していた大本久盛館(同市)が施設全体の指定管理者になった。社長の大本健太郎さん(47)は、子どもや若者も楽しめる施設にしようとリニューアルを計画。過去にテーマパークで勤務し、運営に携わっていた経験を基に、洋館を生かしたファンタジーな世界観を創りあげることにした。

 薄暗い館内に電気ろうそくや魔法のつえを置き、あやしげなムードを演出。アロマの調合や蒸留などを魔法薬づくりや錬金術に見立てて、ワークショップも開催している。

異世界ムードでパシャリ 異世界のような雰囲気にひかれて、新たな客層も訪れている。23日には県内や福井県のコスプレーヤーやカメラマン6人が訪れ、撮影を楽しんだ。アニメ化された人気漫画「葬送のフリーレン」のキャラクターに扮(ふん)し、洋館やハーブ園、メタセコイアの並木などを背景にポーズをとった。

 ミントレイノを撮影場所に選んだカメラマンのたけさん(57)=金沢市、ハンドルネーム=は「北陸では和風(の撮影場所)はあっても、洋風のところは少ない。唯一無二」と話し、コスプレーヤーのenn(エン)さん(25)=同=も「自然に囲まれていて、世界観が作品とものすごく合っている」と満足げだった。

 今後も要望があればコスプレ撮影を受け入れる予定で、大本さんは「洋館は古くノスタルジーを感じられる。イベントなどでいろんな人に見てもらえたら」と呼びかけている。

WACOCA: People, Life, Style.