ウクライナ首都に無人機・ミサイル攻撃、6人死亡 エネ供給混乱

写真は25日、キーウ上空で爆発するロシアのドローン。REUTERS/Gleb Garanich

[キーウ 25日 ロイター] – ウクライナの首都キーウが25日、ロシアによるドローン(無人機)・ミサイル攻撃を受け、6人が死亡、13人が負傷し、エネルギー供給が混乱した。ウクライナ当局が明らかにした。

ウクライナのゼレンスキー大統領によれば、ロシア軍は460機以上のドローンと22発のミサイルを発射。「主な標的はエネルギー部門と通常の生活を維持する全てのものだった」とテレグラムに投稿した。

今月に入ってからロシアによる大規模なキーウ攻撃は2回目。

ウクライナ空軍によると、22発のミサイルと464機のドローンを撃墜した。

ウクライナのエネルギー省は、国内5州で10万2000人以上への電力供給が中断されたと発表した。

また、ゼレンスキー氏によると、ロシアのドローン4機がウクライナの隣国モルドバと北大西洋条約機構(NATO)加盟国ルーマニアの上空を飛行した。

ルーマニア国防省は25日未明、ウクライナ国境付近の領空に侵入したドローンを追跡するため、戦闘機を派遣したと発表した。

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