掲載日

2025年11月24日

トッズは、違法な労働搾取の疑いを理由に同社を特別管理下に置こうとしていたパオロ・ストラーリ検事に対し、イタリア破棄院で勝訴しました。しかし、ミラノ検察庁は手続きを進めており、同社と3人の管理職を捜査対象者名簿に記載するとともに、トッズに対し製品広告を6カ月間禁止するよう求める申立ても行っています。

トッズのモカシントッズのモカシン

デッラ・ヴァッレ家が所有する同社は直ちに声明を発表し、ストラーリ検事の「憂慮すべきタイミング」を指摘しました。「破棄院がパオロ・ストラーリ検事の申立ておよび上訴を退けたことを確認したうえで、当社は現在、提出された追加資料を冷静に精査しています」としています。

「当社グループはしばしば模範と見なされており、従業員の健康と生活の質に最大限の配慮を払ってきたことを、改めて強調したい」と、世界中で5,000人以上を雇用するトッズの声明は続けています。

「トッズに対する疑惑については、しかるべき場で対処します。そのうえで、企業が安心して事業を営むことができると同時に、品質と労働の尊厳を守る厳格な監督体制を確保できるようにするルールの整備が、絶対に必要だと考えています。そうすることで、世界におけるメイド・イン・イタリーの評判を守り、消費者の信頼に悪影響を及ぼしかねない疑念を生じさせずに済みます」とトッズは付け加えています。

「このような観点から、私たちが司法当局の方々に当社や他の多くの企業の工場をご訪問いただくようお誘いしているのは、職場環境と労働条件の優れた水準を直接ご確認いただくためです。イタリアのラグジュアリー企業が、従業員に十分な賃金を支払わずに高価な製品を販売しているという説は、根拠がないばかりか、わが国の産業システムに深刻な害を及ぼします」と同社の説明はさらに続きます。

「このような根拠のない報道に接し、従業員が動揺しかねないことを踏まえ、私たちはこの機会に、グループの成功のために卓越した仕事をしている従業員に対する全幅の信頼を改めて表明します」とトッズの声明は結んでいます。

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