社会人お笑い大会決勝へ 高校教員の吉田さん〈横浜市神奈川区〉

自作の袖なしワイシャツで意気込む吉田さん

飛鳥未来高等学校横浜キャンパス=富家町=教員の吉田武蔵さんが11月29日(土)に開催される「福岡社会人お笑いグランプリ」の決勝戦に出場することが決まった。決勝戦は福岡市美術館で行われ、42のエントリーの中から選ばれた9組が出場する。

芸名は「先生MUSASHI」。選考に通過した動画では「修学旅行の行き先発表会」といった吉田さんが得意とする先生ネタで、動画をスライドで流しながらツッコミを入れるスタイルのネタを披露した。

当日は9組を3グループに分け、最後に各グループの勝者が競い、優勝が決まる。吉田さんは「優勝もしたいし、お笑いをやっている先生として大会自体を盛り上げたい」と話す。

決勝出場が決まると、生徒や教員たちから祝いの言葉をかけられ、市内の系列校の各棟に吉田さんのポスターが貼られた。「生徒からの応援の言葉が一番うれしい」と笑顔を見せる。

吉田さんがお笑いを始めたきっかけは、30歳手前頃にネットで見た芸能事務所の記事。子どもの頃から抱いていた芸能界への憧れを「人生の分岐点」で叶えようと、教員として働きながらお笑いの養成所に通い始めた。

現在は月1回開催の社会人お笑いライブ「わらリーマン」への出演やショート動画の投稿をしている。

生徒の声に応え

ショート動画では、「長い夏休みで気持ちが落ち込む」といった生徒の声を聞き、心の健康に関する仕組みや対処法を面白く学べるコンテンツを投稿。他にも現役教師としての生活の一面を映したVlog(ビデオブログ)が生徒から人気だという。「教員は大変だといわれネガティブなイメージもあるが、僕は教員としての毎日が楽しい。生徒たちのためにも、仕事を楽しんでいたい」と語った。

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