大阪・関西万博で一躍人気となったオーストラリア館の「ラミントン」。神戸市内のいくつかの店舗で買えるとこちらの記事でご紹介しましたが、駅構内にあり一番買いやすいお店が神戸駅のプリコ神戸にある「モルトクオーレ」。

今回こちらで買ってみましたのでご紹介します。
商品名は「ラミントン」ですが、オーストラリア館のとは形が全然違いますね。説明にも「ラミントン風スイーツ」とあります。

オーストラリア館のカフェココで売られていたのはこれ。
「ラミントン」は、クイーンズランド州で生まれたとされるオーストラリアの伝統菓子。一辺4〜7cmに角切りされたふわふわのスポンジケーキにチョコレートソースがコーティングされ、乾燥ココナッツを細かく削ったものがまぶされています。オーストラリアでは、ラズベリージャムや生クリームを挟むのが定番で素朴な味わい。

オーストラリア館のは本場のとほぼ同じで、スポンジにはいちごジャムが挟まれていました。ココナッツの食感、風味も存分に感じられてとても美味しかったですね。価格は600円(税込)。


「モルトクオーレ」の「ラミントン」は、あくまでもラミントン「風」のショートケーキといった形で、角切りのスポンジケーキではありません。
あと、チョコレートソースがコーティングされていません。その代わりにバタークリームが多めにサンドされていて、バターの味がかなり濃厚です。口に入れるとまず感じるのはバターの風味。あのオーストラリア館のラミントンを食べた時とは全然違いますね。

スポンジの部分はオーストラリア館のより堅めで、ふわっふわという食感ではないです。

ココナッツの風味、食感は感じられるので、その点ではラミントンと言えばラミントンですが、うーん、やはりあれとは別物と考えたほうが良さそう。

チョコレートはないですが、ドライフルーツがたくさん入っているのはいいですね。でも、オーストラリアの本来のラミントンにはたぶん入っていないと思います(調べました)。ただ、オーストラリアではラミントンと季節のフルーツと合わせたデザートプレートも人気だそうで、ドライフルーツ入りもアリかなと。

ちょっと辛口の評価になりましたけど、それはあくまでもオーストラリア館で食べた「ラミントン」との比較。
「ラミントン風スイーツ」とあるように、ラミントンとは別物の「ココナッツ風味を感じられるバタークリームとドライフルーツのケーキ」として食べてみると、バターの味が濃厚でフルーツも味わえるし、これはこれで美味しいケーキです。
オーストラリア館の「ラミントン」を食べたことない方は、特にそう感じるでしょう。
「モルトクオーレ」は、ボリュームのあるケーキが魅力のお店で、確かにこの「ラミントン」もサイズ大きめで食べ応えありました。

お値段も864円(税込)はお高めではありますが、こちらのお店の他のケーキの価格帯も600円〜800円なので特段これだけ高いということもないですね。
他のラミントンを売っている店舗とは違い、駅構内でサッとお手軽に買えるのもいいですね。
場所はJR神戸駅改札前の「プリコ神戸」。左側の出入口から入ってすぐのゴンチャロフやモロゾフのお菓子が売られているところです。「モルトクオーレ」の本店は西区にあり、六甲道にも店舗があります。ラミントン以外にも美味しそうなボリューミーなケーキがたくさんあったので、ぜひご一緒に。
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基本情報
店名:モルトクオーレ(MOLTOCUORE)
場所:JR神戸駅構内 プリコ神戸内
営業時間:10:00~20:00
アクセス:JR神戸駅下車すぐ
プリコ神戸
※商品、価格は取材・撮影時のものです。※営業時間・定休日は変更になる場合があります。

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