動画機材・ソリューションが数多く揃うことで知られるイベント「Inter BEE」が、今年も11月19日(水)〜11月21日(金)の日程で幕張メッセで開催された。

前編ではカメラ、レンズ、フィルターなどの分野で目についた出品を紹介する。後日掲載予定の後編では、そのほかの撮影アクセサリーを取り上げる予定だ。

LK SAMYANGの大口径ズームレンズもお目見え(ケンコー・トキナー)

直近の新製品としてEマウントレンズ「LK SAMYANG AF 24-60mm F2.8 FE」が展示されていた。シュナイダー・クロイツナッハとの共同開発品で、価格は約13万円。

望遠端が60mmとなるが、F2.8の標準ズームレンズとしては小型軽量になっており、持ち運びがしやすそうな印象だ。

また、新しいフィルターも並んでいた。「NOSTALTONE GREEN」は、グリーンベースのノスタルジックな写りになるという。

また、「ホワイトミスト No.05」も新製品となる。従来品では効果が強すぎるという声があり、より効果の弱いタイプとしてリリースした。

電子NDフィルターを参考展示(VANLINKS)

BENROの電子NDフィルター「NE1フィルターシステム」を参考展示していた。発売は未定。

電子的に濃度が変わるNDフィルターで、タイプにもよるがND3〜64の間で調整できる。レンズには専用のホルダーを使って装着する。リモコンからの操作も可能だが、フィルター単体でも調節可能。

カメラのシューに付けるリモコンもある。明るさセンサーを搭載しており、自動での濃度調節にも対応するとのこと。

レンズのピント制御デモを実施(タムロン)

タムロン製レンズのピント位置を制御する新システムを参考展示していた。2タイプあり、どちらも製品化は未定。

「HEAD Link」はスマホの動きセンサーでカメラのフレーミングを特定し、あらかじめプリセットした2カ所のピント位置にフレームが来たときに自動でピントを合わせる仕組み。

従来、フォーカスマンが行っていた操作をある程度自動化したものと言える。プリセット位置間の振る舞いも設定できる。

USB端子の付いたレンズに対応する。レンズのUSBポートにはBluetoothのアダプターを付けてスマホアプリと連動させる。

もう1つの「SLIDER Link」は、スライダーの動きに合わせてピントを制御するもの。スライダー上の位置をセンサーで検出できるようにしておき、位置に応じてプリセットした被写体にピントを合わせられる。

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