
11月21日 S&Pグローバルがまとめた11月のHSBCインド総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は59.9と、10月確報値の60.4から低下し、6カ月ぶりの低水準を記録した。写真は8月5日、グジャラート州アーメダバード郊外で撮影(2025年 ロイター/Amit Dave)
[ベンガルール 21日 ロイター] – S&Pグローバルがまとめた11月のHSBCインド総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は59.9と、10月確報値の60.4から低下し、6カ月ぶりの低水準を記録した。製造業の伸びが9カ月ぶりの低水準に落ち込んだことが響いた。
市場予想の60.1も下回った。
好不況の分かれ目となる50を引き続き大幅に上回っているものの、3カ月連続の低下はインド経済の勢いが弱まっていることを示唆している。
製造業PMIは57.4と、前月の59.2から低下。工場生産の伸びは5月以来の低水準となり、企業の新規受注は低迷した。
鈍化の要因として、国内の一部地域で「大雨」が降ったことや、世界的な価格競争による受注確保の難しさが挙げられているという。
HSBCのインド担当チーフエコノミスト、プランジュル・バンダリ氏は「物品・サービス税(GST)主導の押し上げ効果がピークに達した可能性を示している」と述べた。
一方、サービス業PMIは10月の58.9から59.5へと上昇した。
民間部門全体の新規輸出受注は3月以来最も低い伸びとなった。米国のインドからの輸入品に対する50%の懲罰的関税が国際需要に影響していることを示唆した。
1年先の生産に対する楽観度合いは2022年7月以来の低水準に落ち込んだ。そのため雇用創出は約1年半ぶりの鈍いペースとなった。
また、11月はインフレ圧力が和らいだ。投入コストの伸びは過去約5年間で最も低い水準となり、生産コストの伸びは8カ月ぶりの低水準となった。
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