
写真は片山財務相。10月21日、東京で撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon
[東京 19日 ロイター] – 片山さつき財務相は19日、城内実経済財政相と植田和男日銀総裁と会談し、高い緊張感をもって市場動向を注視する考えを共有した。市場との丁寧な対話の必要性も再確認した。会談後、記者団に語った。
3者による会談は高市早苗政権発足後、初めて。片山財務相は「新しい体制の下でも経済政策運営にあたって政府と日銀が緊密に連携していく観点から、3者で面会する場を設けた」と狙いを語った。
会談では「賃金上昇を伴った持続的・安定的な物価上昇と、持続的な経済成長に向けて、政策運営には万全を期す」との考えを共有。市場動向に対しては「高い緊張感をもって注視するとともに、市場とも丁寧にコミュニケーションをとっていくことを再確認した」という。
一方、為替については「具体的な話は出なかった」とした。
政府・日銀が2013年に結んだ共同声明(アコード)を巡り、第3節にある「日本経済再生本部」という記述を「日本成長戦略本部」に修正することも確認した。
片山財務相は「テクニカルな書き換えで内容は変わらないが、私のほうから再度確認して、手続きをとることで了解をいただいた」と記者団に述べた。金融政策に関しては「(植田総裁から)今まで通りの方針の説明があったと理解している」と語った。
近く閣議決定する経済対策の規模感に関しては「話し合いはなかった」とした。「規模感はまだ揺れている」との認識も示した。
国債の追加発行規模についても「確定的な数字を聞いていない」と述べるにとどめた。
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