
2024年3月25日、フランス・パリ近郊のマイクロソフトのオフィスで撮影。REUTERS/Gonzalo Fuentes
[18日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会は、アマゾン(AMZN.O), opens new tabおよびマイクロソフト(MSFT.O), opens new tabのクラウドコンピューティングサービスに関し、デジタル市場法(DMA)に基づき3つの市場調査を開始した。クラウドサービスではアマゾンのアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が首位で、マイクロソフトのAzure(アジュール)、アルファベット(GOOGL.O), opens new tabのグーグルクラウドが続く。
3つの調査は、両社をクラウドサービスにおいてDMAの厳格な順守が義務付けられるゲートキーパー(門番)に指定するか評価するための2つの調査と、DMAがクラウドコンピューティング分野の反競争的慣行に効果的に対処できるか評価する調査。
アマゾンとマイクロソフトは、中核のプラットフォーム事業でゲートキーパーに指定されている。
欧州委のリベラ上級副委員長(競争政策担当)は声明で「クラウド分野で急速に進化する慣行に対応するために、DMAの既存の規則を更新する必要があるかどうかも検討する」と述べた。
マイクロソフトの広報は、欧州委の調査に協力する用意があると述べた。AWSの広報は、クラウド事業者をゲートキーパーに指定することは、イノベーションを阻害し欧州企業のコスト上昇につながると指摘した。
ゲートキーパーに指定されると、自社サービスを競合他社と相互運用できるようにすることが求められ、他社より自社サービスを優遇することは禁じられる。DMAに違反した企業は、年間世界売上高の最高10%の罰金が科せられる。
欧州委は12カ月以内の調査終了を目指すとした。
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