
ボスポラス海峡を通過する、ロスネフチの原油タンカー。イスタンブールで2023年7月撮影。REUTERS/Yoruk Isik
[ワシントン 17日 ロイター] – 米財務省の外国資産管理室(OFAC)は17日、ロシア石油大手ロスネフチ(ROSN.MM), opens new tabとルクオイル
(LKOH.MM), opens new tab
に対する制裁によって同国の石油収入が既に減少しつつあり、長期的にロシア産石油の販売量減少につながる可能性が高い、との分析結果を明らかにした。米国は10月22日、両社への制裁を発表。OFACは初期の効果を分析した結果、「ロシア産原油価格を引き下げてロシアの収入に打撃を与え、その結果同国による対ウクライナ戦費の調達能力を損なうという狙い通りの効果」が上がっていると説明した。
OFACによると、ロシア産原油の主要油種は数年ぶりの低価格で取引されており、12社近いインドと中国の主要な買い手が、12月渡しのロシア産原油購入を見送る意向を表明した。
インドと中国はロシア産原油の最も大きな買い手。
財務省報道官は、制裁が「プーチン(大統領)の戦争マシーンを飢えさせて」いると述べ、ウクライナ戦争終結のために必要であれば財務省として追加的な措置を講じる用意もあるとした。
米国の制裁は、各企業がロスネフチおよびルクオイルとの取引を解消する期限を11月21日と定めており、違反した企業はドル建ての金融システムから閉め出される可能性がある。ただ、財務省が閉め出しをどのような方法で執行するかは不明だ。
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